日差しもだんだん柔らかくなって来ましたね。

ライフケア山根にも春がやってきたようです。

 

 

 

 

 

さくらが咲き始めるとより一層散歩が楽しみになります。

山根の回りにはオアシスの森が広がっていて、ソメイヨシノのほかに

山桜や枝垂れ桜も見ることができ、森は白や淡いピンクに彩られ

ほんとにきれいなんですよ。

 

 

 

 

 

「春の小川はさらさらいくよ～」

みんなで歌いたくなってしまうほど長閑な風景が広がります。

足取りも軽く、手に取れそうな桜を眺めながら

「自然はいいね～、うそをつかんで」

思わず私は深くうなづいてしまいました。

 

 

 

 

 

近くの小学校にも桜が咲いています。

この道を歩くと桜の隙間から校庭で遊ぶ子供たちが見えます。

お年寄りたちはこの道を歩くのが好きなんです。

 

 

 

 

 

 

「学校の桜を見るとね、入学式で息子を連れて学校の門をくぐったこと

を思い出すね。じっとしとらんであちこち走り回って、

探すのが大変だったよ」と

校庭の子供たちを眺めながら思い出されていました。

「私もじっとしとらん子でした！」

「あんたもか、まぁその年くらいの子はみんなそうか」

 

 

 

 

 

さくらを見て、その思い出は人それぞれですね。

外に出かけるとお部屋の中では聞けないお話が聞けます。

それが私の楽しみなんです。

散歩道を歩きながら今まで歩いてきた

思い出を振り返り私たちに聞かせてくれます。

これからは私たちが一緒に歩きますね。

来年の桜に向けて・・・・。

ライフケア山根　濱口鯉央