なぜ、私たちエル・シー・エスが介護事業に参入したのか。
それは、私が40歳代の頃。
まだ介護保険制度のない時代に、
認知症であった曾祖母の介護で大変苦労したこともあり、
介護の重要性や困難さの経験、
そして、自分自身もいつかはお世話になるであろう介護業界に、
何かのお役にたてればと思ったことがすべての出発点でした。

着実に事業所が増えていくなかで、私たちは常々考えます。
それは『介護という言葉のほんとうの意味の追求』です。
ご利用者の方々が思い描かれる理想の生活は、一人ひとり異なります。
そのなかで均一的なサービスではなく、
それぞれが“自分らしい”暮らしを実現するために最大限のサポートをしたい。
それは、体を使うというよりは、頭を使うサービスです。

もちろんそれは、他社がやっていないことであり、
並大抵の努力では叶えることはできません。
しかし、幸運なことに、私の周りには“これまでの介護を変えていこう”という
気概あふれる仲間に囲まれています。
職員一人ひとりの英知と技術力を結集して、業界に新しい価値を提供していきたい。
そして、一人でも多くのご利用さまに“自分らしい”暮らしを届けたい。
そのためにできることを私たちは挑戦しつづけます。