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ものわすれ介護への取り組み

2011.6.3

【グループホーム ライフケア 一つ山】 認知症利用者の介護支援に向けた事例検討会
 
 
 
今回は、グループホーム ライフケア 一つ山 の取り組みとして、
平成23年5月24日におこなわれた事例検討会での一コマをご紹介します。
認知症を抱える方とのコミュニケーション方法や、
日々の業務の中で気づいた事などを、スタッフ同士で話し合い、
ご利用者にとって安心して過ごせる日々のケアに繋げるため
毎月1回おこなわれているものです。

今回は時折、事業所内の通路を ” うろうろ ”とされる
男性利用者の気持ちについて
情報と課題の整理をして、その検討を行います。

【 情 報 】
・ ”うろうろ”・・・にも二通り
  ①意識が混濁(不明瞭)なとき。「・・・・。(無言)」
  ②意識がはっきりしているとき。「運動しなきゃいかんから・・・。」
・ 日中のほどんどは、少しなりとも会話は成立している。
・ A わかっているところ と B 支離滅裂なところがある(どんなに声を掛けても、届かない)
・ 利用前の入院先の病院からの医療提供情報は、ほとんど開示頂けていない。
  <病状は、単に「認知症」とだけで種類は不明。服薬は血圧の薬と漢方薬1種類のみ。>
・ ”うろうろ”は、夕方に多く表れる。
・ ある日の夕方、娘様が来所した時の事。
  娘様が帰宅するのを見送って・・・、外をずっと見て、言葉も出ない。目の焦点もあってない様子。
・ けれども、他のある日は、娘様を見送る際に、あえて「気を使って何も言わない・・・。」と本人。

これらをもとに課題整理と検討に入りました。

【 検 討 】

・場面と環境から気持ちを読み取る。
・他の利用者にその家族が面会があり、団らんの場面に
「わしの話を聴いてくれ・・・!」。
・ある日の朝、「他人のために、何かしたい・・・。」という本人に
私たちは、気を察して、どんなアプローチができるのかということについて
その後、具体的な実践内容について申し合わせをしました。
 

★話の内容だけでなく、相手の感情にも耳を澄ます

感情に耳を澄ます・・・。
    それは、相手の気持ちを心の底から、理解しようとすること。

ことばの「意味」や、会話の「脈絡」ではなく、
ことばや会話に隠された、その裏側の「気持ち」を理解しようとすること。

★沈黙を受け入れることも大事

こちらからついつい一方的にしゃべらないんです。
また、相手と会話を無理に続けようとしない。答えを急がない。
なにぶんにも、沈黙を怖がらない勇気も大切なのです。

といった具合に
単なる対応っていう風にとらえずに
”察して”いく姿勢が大切なんですね。

今回学んだことをもとに
実践した結果を、また後日みんなで検証します。
これを、何度も何度も繰り返して
その人にあったケアを、みんなで組み立てていきます。

こうして、利用者さんや、その家族と分かり合える日があって、
頼りにされて・・・。
だから、実感のある介護ができるのかなって、
ホントにそう思います。

また、こういった取り組みのことについても
少しづつご紹介しますね。

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