梅雨が明けて、いよいよ夏がやってきます。

天気予報では、連日真夏日の予報をしています。

水分をこまめにとって、熱中症には、十分に

気を付けてくださいね。

 

ところで、リバーステージ岩倉には

ご夫婦で生活している入居者様もいらっしゃいます。

「これなんて読むんだ？たまには、頭を働かせようと思ったけど

難しいな・・・」

「わかるか？」

お隣の奥様に、助けを求めます。

「えっ、この字わからないの？」

読み方を教えてもらって、答えを書こうとすると

「あれ？どんな字だったかな？」

「そうそう、それでいいんだよ」

「いかんなあ、字を書くことがないから

忘れてきたなあ」

 

「できた。これでいいか？」

「正解者の中から、抽選で粗品を差し上げます」

「私を引いてくれよ」

「厳選なる抽選の結果なので、そればっかりは・・・・」

「恥ずかしいから、そんなこと言わないの！」

「こんな調子で、60年一緒にやってきたわ」

「あっという間だったね」

「毎日が必死だったな」

「まあ、これからも一緒にやっていこうな」

 

リバーステージ岩倉では、ご夫婦一緒に

生活できる居室があります。

現在、空き室ございます。

ぜひ一度ご見学にお越しください。

お待ちしております。

 

リバーステージ岩倉　　　　角谷　裕美

 

 

 

6月です。

早いもので、一年のうち半分が過ぎようとしています。

五条川の緑も　いちだんと深くなってきたなと感じている間に

＜梅雨＞に入りました。

 

リバーステージ岩倉では、半年に一度

火災報知機の点検と消防訓練を行っています。

火災報知機は、皆様のお部屋にも備え付けられているので

入居者様にもご協力いただきます。

「そんなところに、ついてるんだ。気が付かなかった」

「あんまり上を見ないですものね」

「クローゼットの中も失礼しますね」

「あらまあ、荷物がいっぱいで邪魔だね」

「あんまり近くにものがあると　報知器が作動してしまうこともあるので

気を付けてくださいね」

両側の部屋のベランダには、避難はしごもあります。

実際に下ろして、異常がないか確認します。

「大丈夫ですね。異常ありません」

「どうだね？」

「しっかり感知していますよ」

「まあ、火を出さんことが一番だわな」

「そうですね」

「いつも　すまんね」

「いえいえ、しっかり点検しておかないと

もしものことがあるといけないので」

 

火災報知器の点検終了後は

デイサービスや小規模の利用者様といっしょに

消防訓練を行いました。

「厨房から火が出た」との想定です。

「しっかり練習しとかんとね」

「覚えているかなあ」

「大丈夫　1回でも練習しておけば

全然知らないよりは　ましよ」

「慌てていかんよ。転ぶから」

みなさま　無事に外へ逃げることができました。

続いて、職員による　消化訓練

無事に火が消えて、消火活動を終えました。

 

訓練も大事ですが　火事は出さないことが一番です。

くれぐれも　ご用心を!!

 

梅雨の季節は、じめじめしたり　暑かったり　肌寒かったりします。

体調を崩さないように　気温の変化にご注意ください。

 

リバーステージ岩倉　　　　　　角谷　裕美

 

新緑がまぶしい季節になりました。

五条川の桜並木も　今は　青々と葉が生い茂っています。

 

お話が変わりますが

リバーステージ岩倉にお住いの入居者様は

みなさん　それぞれに　かかりつけのお医者様がいらっしゃいます。

定期的に通ったり、具合が悪くなった時に診てもらったり

家族に車で送ってもらったり　タクシーに乗ったり　歩いて行ったり

受診方法は、人によってそれぞれ違います。

しかし、入居者様の中には　ご自身で病院に出かけることが

できない方も　いらっしゃいます。

でも　そんな方たちは、訪問診療を利用されています。

かかりつけ医が　居室に定期的に訪問し　健康管理をしてくださいます。

問診や血圧測定に加えて

「膝が痛くて痛くて・・・」

「ちょっと風邪気味で・・・」

「便秘気味で・・・」

身体に感じている不安なことを相談したり

症状に合わせて　お薬の調整もしてもらいます。

「自分では　病院に行けなくなってしまったけど

こうして先生が来てくださるので　心強いですよ」

「心配なこともいつでも相談できるので、安心です」

「時々、チクッと釘を刺されることもあるけどね　ハハハ」

そして、緊急時も迅速に対応していただけるので

安心して生活することができています。

 

季節は初夏へと移っていますが、気温の変化も激しい時もあります。

体調を崩さぬよう　くれぐれもご自愛ください。

 

リバーステージ岩倉　　　角谷　裕美

 

春です。

新学期が始まり、少し緊張しながら登校する

新一年生に　優しく寄り添ってくれる上級生。

通学する姿を　入居者の皆様は　そっと見守っています。

あたたかな陽ざしと桜の花に誘われて

テラスでは　至福の時を過ごす入居者様

ゆっくり新聞を読んだり

ご夫婦でお花見を楽しんだり

「こんな特等席　他にはないよ」

「楽しまないとね」

「ホント　ホント　特権だよね」

そして　こちらでは

「私たち仲良しよ」

「この人　私の大事な人よ」

「散歩に行って　こんなの拾ったよ」

気の合う人といっしょに　毎日楽しく暮らします。

「ここにきて不安だったけど

あなたがいてくれて　良かった」

 

日中はずいぶん暖かくなりましたが

朝晩はまだまだ寒い日もあります。

くれぐれもご自愛ください。

 

リバーステージ岩倉　　　角谷　裕美

 

 

 

 

 

 

 

桃の節句も過ぎて、

陽ざしにぬくもりを感じられるようになりました。

入居者様同士のあいさつも

「寒いね」から

「今日は　暖かいね」にかわってきました。

 

ところで　お話は２月にもどりますが

「どうしても気になっていることが　あるんだけど・・・」

男性の入居者様から声をかけられました。

「表の掲示板　あれでは　通る人たちが　読めないよ」

外に出てみると　掲示板の前には　椿の枝が生い茂っています。

「通る人たちから見えるように　枝を整理してもいいかな？」

毎日　目にしている掲示板ですが　全く気になっていませんでした。

「どれくらい切ればいいかな？」

「この枝も邪魔してるね」

「せっかくだから　すっきりして　通る人に　見てもらわなくちゃ」

「保健だより　読んでる人結構いるよ」

「これくらいで　どうだろう？」

「あんまり切りすぎても　いかんしな」

おかげさまで　掲示板の視界が　すっきりしました。

「自宅の庭の木の手入れをしてたから得意なんだ。

僕で役に立てるのならいつでも　言ってよ。

こっちも嬉しいから！」

暖かいお言葉が　心にしみます。

 

みなさまのそれぞれの＜できる力＞をお借りしながら

リバーステージ岩倉での暮らしが　快適になるように

お手伝いさせていただきます。

 

あと３週間ほどで　待ちに待ったあの季節がやってきます。

五条川のほとりでは　そろそろピンク色になる準備をしているようですよ。

もう少し　お待ちくださいね。

 

リバーステージ岩倉　　　角谷　裕美