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ほんの少しのお手伝い

2020.3.17

 

私たち、ケアマネージャーは、利用者様の現在までの暮らしを

その人らしさを失わずに、続けていくことができるかを

日々考えています。

例えば・・・

お一人暮らしの女性

両手を痛めて、ゴミ袋を縛ることができなくなりました。

そのうえ、ゴミの回収ボックスに鍵がかけられることになりました。

ゴミ袋はヘルパーさんに縛ってもらうことにして、

回収ボックスの鍵は、どうしよう・・・

 

 

 

 

「そうだ!市のサービスを利用しましょう!」

この女性の住む街には、高齢者や障害者の世帯のための

ゴミを自宅まで回収してくれるサービスがありました。

早速手続きをしました。「助かったあ!」

80代のご夫婦の場合

「主人がトイレで立てなくなっちゃった」

近くに住む息子さんの力を借りて、何とか立ち上がることができました。

「今度またこんなことがあったら、どうしよう」

心配した奥様が、娘さんや息子さんに連絡して

駆けつけてくれました。

何かに摑まれば、まだトイレに行くことができるのでは?

廊下とトイレ入り口に息子さんが、手すりをつけてくれました。

トイレの中はどうする?

レンタルできる手すりがありますよ。

業者さんに早速依頼しました。しかし・・・・

「トイレが狭くて、この手すりの足がひっかかりそう」

違うタイプの手すりを用意してみましょう。

 

 

 

 

「これなら、うまくいくかも!」

ご本人様の持っている力にほんの少しお手伝いを

加えることで、これまでと同じ生活が続けられるようになります。

「こんなこと相談してもいいのかしら?」

どんな些細なことでも ご相談ください。

「大丈夫! いっしょに考えましょう」

 

季節の変わり目です。

体調崩さぬよう くれぐれもご自愛くださいませ

ケアマネハウス ライフケア岩倉 角谷 裕美

 

 

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