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第13回認知症ケア学会大会IN浜松

2012.5.29

 
【認知症ケア学会大会に出席しました。】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は、これまでのメンバーに加えて
今年晴れて認知症ケア専門士に合格した
上野チーフ 、 布目サブリーダー も加わり
6人で参加です。。
開催前日の教育講演を含め
確信と再確認のできた3日間となりました。 
 
聴講させていただいた講義の
講師の先生方は以下のとおりです。
   
 
5月18日 <教育講義> 於:アクトシティ浜松 大ホール
 
① 繁田 雅弘氏 (首都大学 東京 副学長)
  ・アルツハイマー型認知症の薬物療法
   <あくまでも、薬物治療では介護者の負担が顕著に軽くなるわけでもないし、
    進行を遅らせたとしても、本人も含めて心身の負担が長引くだけではメリットがない。>
 
② 松本 一生氏 (松本診療所 院長)
  ・今、この時の家族支援
   <混乱する認知症高齢者をケアする家族が、家族に対する支援を受けることによって
    本人の状態が改善するとした現実がある。それを地域で支えていく・・・。>
 
③ 白澤 政和氏 (桜美林大学 教授) 
  ・介護保険法改正と認知症ケア
   <今日の介護保険制度そのものが基本的に不利な制度になっていく。
     制度を寝たきりバージョンから認知症バージョンへ切り替える必要性について提起する。>
 
5月19日<学会大会1日目> 於:アクトシティ浜松 大ホール
 
① 水野  裕 氏 (いまいせ診療センター 副院長 兼 認知症センター長 )
  ・大会長講演   理念を実践に   ― 何を目指しての研究や実践であるべきか ―
  <高齢や認知症になって、社会の中での生産活動に寄与できなくなったら、
   価値が見いだせないとする社会観を覆すことが認知症ケアを実践する私たちの使命である。>
 
② ドーン・ブルックナー 氏 (イギリス ウースター大学 認知症学部)
  ・パーソンセンタードケアな認知症ケア
  <認知症ケアを通じて人々の価値、個人の独自性の尊重、認知症と共に生きる人々の視点に立つ理解、
   個人が肯定的な経験を実感できるような周囲の人との関わりを考える。>

5月20日<学会大会2日目> 於:アクトシティ浜松 大ホール
 
① 小坂 憲司 氏 (横浜市立大学名誉教授)
  ・認知症の診断をめぐって ―疾患別の背景と症状―
  <認知症のケアに際して、本人の事を尊厳をもって理解する上でのケアが重要なように、
   その本人が苦しんでいる認知症の疾患そのものの理解を持ってケアすることは同様に重要とする。>
 
 
 
今大会では、上記のいずれの先生方も、認知症ケアの高みには、認知症が進行しないように
あらゆる手段をつかったりすることがあるわけではないと教えていただいたような印象を受けました。 
私たちは、水野裕先生がおっしゃるように、認知症に苦しむ本人や、彼らを支える方々に向けて訓練の結果の数値や、
単なる病気の診断(見立て)、状態の比較に喜びや使命を感じているわけではありませんから・・・。
今日も仲間と一緒に、本当の意味での認知症ケアの高みを目指して。

                                              編: 福祉事業本部 

    

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