看護師 小野環(おのたまき)さん
今回はライフケア山根で働く看護師スタッフ、
小野環(おのたまき)さんにインタビュー!
ライフケアの看護師として働きはじめてまだ半年の小野さんですが、以前は20年間産婦人科で働いてきたという経歴の持ち主です。
介護の仕事に飛び込んだきっかけや、子育てと両立しながらの日々の仕事や今の目標について、お話をうかがいました。
Q.介護の仕事をしようと思ったキッカケは?
以前はずっと産婦人科の看護師だったんです。
だから本当に介護の世界には、はじめて飛び込んだんですが、
でも一度だけ一年間、内科で老年期の方のお世話をしたことがあって。
高齢者の方と関わってお世話をしたのはそのときだけでした。
産婦人科で母子・新生児のお世話もやりがいはもちろんあったわけですが、
内科で働いていたときの思いが強かったというか…。
高齢者の方への看護なり、対応をしたときのイメージっていうのが、
すごく自分の中でその上をいったというか…。
その(内科で働いた)後、また婦人科で勤めたんですが、やっぱり高齢者の方と関わりたい。という気持ちが強くなってきて、婦人科をやめてきました。全然畑ちがいで逆になっちゃいますけどね(笑)
Q.内科で高齢者の方へ看護をしたときは、どういった所が印象的だった?
やっぱり高齢者の方の気持ちの表し方。患者様としての対応でも、若い年齢層の人たちにはない温かみだとか。
そういうものをいただいて、自分も暖かい気持ちになれたというところですかねぇ。
ずっと若いお母さんたちと赤ちゃんしか見ていなかったので、自分も高齢者の方が好きだったんだという、気づきがそこでありました。
Q.自分の思っていたイメージと現実のギャップはなかったですか?
ギャップは特になかったです。
病院と介護施設が違うということは自分で分かっていましたし、あともうひとつは私の姉も訪問看護で看護師として勤めていて、話はたくさん聞いていたので。抵抗とか違和感とか、なんで?という気持ちなどはなかったです。
職場や違う場所にしても、最初から違うと思って真っ白な状態で入れば、人間ってある程度柔軟性を持って色も形も変えられると思うんですよ。そこが一番私が思っていること、そして出来てきているんじゃないかと思っていることですね。
Q.お仕事では普段どのようなことをされていますか?
まず平常時のバイタル(=体調)を知ること。一人ひとりの体温や血圧を把握と、異常がでたときの適切な判断と処置ですね。
もうひとつは基本となる眠ること・食べること・排泄に関して。生活のベースになっていることができるだけ順調に、安定している状態を見守っていく、なおかつそうでなければそれに対しての処置です。
あとは病院やクリニック様との連携を図るということ。ご利用者様にかかりつけ医がいらっしゃる場合は一緒に同行もさせていただいたり、基本は4週に一回、施設の方に内科の先生が往診にきていただいているので、そのときは自分の勤務時間が許す限りお話をさせていただきます。
Q.お子様もいらっしゃるということですが、仕事と子育ての両立は大変ではないですか?
パートですので勤務時間も9時から14時位までなので、両立はそんなに難しくないです。
子供は今2歳と9ヶ月なんですが、女の子っていうのもあってそんなにやんちゃではないですし、職場にも何回か連れてきて、子供も理解はちょっとづつできてきているので、私は安心して仕事ができるというか…保育園にも預けさせてもらって、そちらでもお世話になりながら、助かっている状態です。
Q.実際に介護の仕事に就いてみて、大変だったことは?
そうですね、かたや産婦人科は元気満々な、いわば病人ではない若いお母さんたちと赤ちゃんな訳ですが、
でも全く違うかというとそうでもなく、赤ちゃんにしろ、できないことが多い子供さんたちの世話と、非常に長い歴史の経験があった上で、機能が低下したという高齢者の方への接し方というのは、できないことに関しての優しい気持ちでの接し方というのはもう同じなんですね。
でも尊敬や敬意を持って接する、その重みは違うんじゃないかなというのは思いますね。
Q.ご利用者様と接するにあたり、自分なりに気をつけていることは?
やっぱり誰に対しても、特に丁寧にということは常に気をつけているんですけれども、全てやってしまうことが良いわけでもない。
かまってほしくない方もいれば、もっとフレンドリーにしゃべりかけてほしいという方も見えますので、
私のスタンスとしては、一人ひとりの個性にあった対応の仕方、性格・内面にあった声かけにしろ、看護にしろ、見出していけるように気をつけています。
Q.ライフケアでの働き心地はいかがですか?
私にとっては居心地がいいですね。特にスタッフさん同士の連携がいいです。
今まで産婦人科で院長だけが男性で女性だけのスタッフの中にいて、しんどい思いもたくさんしてきたので、こういう会社の組織の中で、男性の方もいてっていうほうが、私の中では上手くいろいろなことが回っているんじゃないかなと思いました。
Q.ライフケアで勤め始めて半年、自分の中で変わったことはありますか?
そうですね、職場でもそれぞれの方を分かってきたということで、接し方も馴染みがでてきたというか、信頼関係が結べてきているのかなと思います。
名前も覚えてくださって私のことをフルネームで呼んでくださる方も見えたりとか。職場ではそういう嬉しいことも増えてきたということと、職場以外でも、買い物に行ったときとか、車を運転しているときだとか、高齢者の方に優しく接することができたり。そういうことが自然とできるようになったかなと思います。
Q.介護の仕事を通じて、学んだことは?
私にとってはもう別世界というか初めての体験なので、もう全部が学びです(笑)
全部が学びであって、気づきであって。なので、何がという説明が難しいんですが…。
本当に全てのことが勉強ですね。看護的なところで見ても、老年期の特徴とか、何が低下して、何が悪くて…というところから勉強しなおしているところなので、本当に新人なんですよ。
まだまだこれからだと思っているので、それこそ民間のセミナーや研修会などもこれからどんどん自分で探して受けに行かなくちゃといったような感じです。
あまりレベルの高い資格は時間的なことやコストの面もあるのでちょっと難しいですが、無理がない程度の介護関係の資格がとれたらいいかなと思います。そういったことができたら、もっと多くの深い仕事ができるんじゃないかなと思うので。
――――― 看護士として、介護の現場で働くということ。
介護施設の現場では、ご利用者様によっては、今までの既住で飲み続けている内服の管理が必要であったり、医療機関で治療中という方も少なくありませんので、施設のご利用者様に対し、看護的にアドバイスをさせて頂いたり、日頃の体調を知り、変化に早く気付き、適切な対応、処置がとれるよう、看護師として気を付けています。
もちろん、看護師の立場として自分1人で対処しきれない時、提携しているクリニックの先生、薬剤師さんに相談したり、指示を頂いたりと、私自身、安心してお仕事ができています。
そして何より毎日現場で一緒に働く介護スタッフの方々との意見交換やお互いの立場から見たご利用者様方への対応等の話し合いを密にするというような「連携プレー」が大切な事だと思っています。

例えば何かをこちら側からやって欲しいとき、
カラに閉じこもっている方もみえますので、その方の心を開こうとおもったら本心で向かっていかないと、
